台湾人と国際結婚をしたやすまるです。
続きです。
お母さんからのストレートすぎる質問
それは私が台湾滞在にも少し慣れてきた夜、彼は友達とエビ釣りに行っていました。
一緒に行こうと言われたのですが、帰りが遅くなりそうなので私は行きたくないよ〜と言って残りました。
この頃、彼の家にも慣れて彼がいなくても気まずくない感じになっていました。
もう少ししたら部屋に行こうかななんて考えながらリビングにいたとき、お母さんが話しかけてきました。
「〇〇(彼の名前)とほんとうに結婚したいですか?」
私は正直迷っていました。
彼がめっちゃいいヤツだってことはすごく分かっていたのですが、やっぱり台湾だし…
友達に会えなくなることは私にとってそれほど大きな問題ではなかったのですが、
どんどん年老いていく親をおいていくのかぁ〜ってことは頭にありました。
今でもあります。
彼は私を呼び寄せたその時から結婚するつもりでいてくれたのですが、
私の中では、この3ヶ月が終わって日本に帰ってからゆっくり考えたい気持ちがありました。
だけど、彼のお母さんに面と向かって突然そんなことを言われたら、どうします?
突然日本から来た見知らぬ女に本当に親切にしてもらっているのに、
「まだ、ちょっと結婚は考えてないですね〜」なんて言える人がいるだろうか…。
それに私はそんなことを伝えるだけの中国語を知らないのです。
走馬灯ってこういうことなの?もう、死ぬの?と思うくらいいろいろなことを一瞬で考えました。
「結婚したいです」
一言そう伝えると、お母さんは言いました。
「OK!!」オッケーなんか〜い。
ただ一言だけ、だけど力強く「OK!!」と言ってくれて、こんな私を認めてくれました。
全く結婚願望のないわたし
Facebookで彼に出会ったとき、私はすでに37歳でした。人生が80年近くあるとして、私はもう折り返し地点です。
だけど私は今まで一度も結婚に焦りを感じたことはありません。
1度も結婚をしていないまま30代後半を迎えると、なにか欠陥があるのでは?というレッテルを貼られがちです。
実際私の場合はそうかもしれませんが、
まわりの独身女性で既婚女性より魅力的な女性はたくさんいるし、なんなら結婚しなくても今まで十分幸せでしたし楽しかったです。
料理の作れない私、クックパッドの「夫も大絶賛!」なんて書いてあるレシピを見ては、普通のサラリーマンのハゲ散らかしたジジイがうまいと言ったからなんなのさと思うほど、結婚幸せアピールをする女は嫌いです。今でもほんとうに大嫌い!
それくらい、結婚に夢も希望も抱いていないわたしが結婚しようと思ったのは、なかなか面白い人生だなと思ったからです。
若いならまだしも、こんなオバチャンになってから中国語も話せないまま台湾に住む。しかも苗栗ですよ?
みんな苗栗知ってる?
もちろん彼の人柄に惹かれたというのはありますけどね!
なんと言ってもラク!着飾らなくていい、いつもの自分のままでいい。こんなラクでいいのかなと思ってます、毎日。
私の人生をこういう方向に導いてくれた彼にはとても感謝しています。
もしもこの先、離婚することがあっても、私の人生に悔いなしです!
離婚は失敗なんかじゃないしね。
ダメなら限りある命を無駄にせず、絶対にすぐ違うほうに動いたほうがいいと思うし!
もしそうなったら、ふんわり日本のタイトルに変更してブログ続けます。
あー、長くなりました!たぶん…おわり。
次は、ある界隈で有名な台北人と私の接点についてを書こうかな〜!