ふんわり台湾

台湾での生活、台湾のB級グルメなどを綴ります

【台湾で手術】台湾で発見!約8センチの子宮筋腫開腹手術!④手術当日(2)

大家好〜!やすまるです。


2021年1月23日に台湾にて子宮筋腫摘出手術を受けました。



今回は手術当日、手術後の体調などについて書いていこうと思います。
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術後の痛みや全身麻酔による副作用のお話も書いています。読みたくない方は、そっとブラウザバックをお願い致します。



www.yasumarutaiwan.com
↑↑↑手術当日、手術前の処置などについてはこちらをごらんください。



全身麻酔と思われるガスを吸うこと6回くらい…。


意識がなくなりました。





手術後

手術時間は1時間半。事前に言われていたおおよその時間通りに無事終了。


午後1時から始まった私の手術。
午後2時40分頃に手術室から主治医が出てきて、私はまだ麻酔から目覚めていないので手術室から出れないけれど、手術は無事に成功したということを夫に伝えてくれたそうです。


そして夫は私の10個もあった子宮筋腫ちゃん達とご対面。


しっかりと写真に残してくれていました。


ブログに子宮筋腫を載せるとアドセンス的に色々と罰が下りそうなので(笑)
そこら辺の際どい写真はのちのちInstagramに載せようと思っています。



そして3時20分頃、私がやっと手術室から出て手術前に色々な準備をした場所と同じERへ戻って来ました。


手術室から出てきたときの記憶は無し。
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痛みに苦しむわたし。色々な管だらけです。
病院名の入っている布団ですが、成功しているし、終わっているからいいでしょう!






夫曰く、程なくして私の意識が回復。目をパチパチと開ける私。


手術前に意識が戻ったあと、喋らなくていいから目を開けて意思が戻ったことを意思表示してくださいと言われていました。


なのでひたすらパチパチするわたし。



この頃やっと朦朧とした意識の中で
「やっと終わったんだな」という気持ちに。



参考にさせていただいたブログでは麻酔が効いて意識が無くなった次の瞬間起こされたような感覚。


もう終わったの!?というくらいすぐに起こされる感覚ということを書いている方が多かったです。


私の場合は一瞬という感覚はなく。
普通に夜寝て朝起きたみたいな、そんな感じでした。

そして襲ってくる痛み。


い…いたい…


強い生理痛のような…。それと同時にお腹を下した時のようななんとも言えない痛みでした。


痛みレベルで言うと、のたうち回るほど痛いわけではなく。


我慢できるか出来ないかのギリギリのラインを攻めて来たな!という感じ。


痛みでうずくまりたいけど、それも出来ないし、
とてももどかしい時間でした。


「 痛い 」と声に出して意思表示してみようかなと思っても声が出ないんです。


出せないというより、気力がないような。


とりあえず「うー、うー」と唸ることだけは出来たのでひたすら唸ってました。


夫が「痛かったら自分でこのボタンを押すんだよ。5分に1回押していいんだよ」と、


魔法のボタンを手渡してくれました。


手術前に心配していた魔法のボタン、ちゃんと付けてくれてるんだな…。※前回のブログ参照


背中から管を通して入ってくる痛み止めのはずなのに背中に何の違和感もないけど麻酔のせいかな…などと思いながら副作用の吐き気が出ることに怯えながら、ボタンを1回押しました。
色々なブログを読み、きっと私も背中からだろうと思っていただけで結局は手の甲からの点滴による痛み止めでした。


本当は怖くて押したくないボタン。


だけど吐き気が怖いと言ってられないくらい痛いぞ!という感じ。



健康保険適応外で一番高いのがこの魔法のボタン。


使わないとなんだか勿体ない気持ちも。


5分に1回。


そんなに押したら急に吐きそうになるんじゃないかな。


でも痛い。5分待つのも苦痛くらい痛い。


この後、何度かボタンを押しているうちにまた意識が朦朧としてきました。


気がつくとベッドが動く感覚。


きっと病室に運ばれているんだな…。



ここでまた意識が途絶え眠りにつくわたし。




次第にハッキリする意識

ふと気がつくと病室でした。


朦朧とした感覚が少し減っている。


全く吐き気を感じていない自分に安堵。うれしい。


でも、まだ相変わらず痛いんです。


とりあえず喋れないので「うー、うー」と唸る。



時計が自分の目の前の壁にありました。


時刻は午後5時半頃。


看護師さんが血圧と体温を測りに来ました。



とりあえず痛いという意識表示をしたくて一言。やっとの思いで「很痛(めっちゃ痛い)」と言ってみました。



「痛い?手術したんだから痛いよ〜。」



あっけらかんと、まさにその通りなんだけど。このサバサバ感、私は好きでした(笑)


お腹切ってるんですから痛いですよね。


初めて自分の身体にメスが入ってさぞかし身体もビックリしていることでしょう。


しかも10個も筋腫があったんですよ。痛くなかったら逆におかしい。


今は痛くて当然なんだと思って耐えました。


そして魔法のボタンをポチッと。


でもね、この魔法のボタン。
わたしには全く効かなかった。最後まで効かなかった。


押そうが押すまいが痛みレベルが変わらない。


こんなに変わらない事があっていいのだろうかというくらい痛みが減らない!


いや、押してるからこの痛みで済んでいるのか。


押さなくても微量が常に身体に入る仕組みになっているらしいんです。


保険適応外で1番高いやつなのにもっとガツンと効けよ!と思っている頃。時刻は午後6時半。


夫が「午後7時になったら水かスープなら飲んでいいんだよ」と。


あと30分。口の中がなんとなく乾いていたので早く水が飲みたい!


飲みたい、飲みたい!と思いながら魔法のボタンを5分に1回ポチる。


5分に1回ボタンを押しても副作用の吐き気、全く出ていません。


副作用が出ない変わりに魔法のボタンの効き目も感じない。


ここでまた小一時間ほどスっと眠りにつきました。


痛みで目が覚めた午後7時半。



手術後初のお水。美味しい!!!


人生で1番美味しいお水!!


お水ってこんなに美味しかったっけ?と思いながら、二口くらい飲んで、意識が更にハッキリしてきました。


そして痛みのピークも過ぎ去っている。


痛いけどこれくらいならどうにか我慢できる。
一番のピークは乗り越えた感がありました。


午後8時。手術開始から約7時間後には自分でスマホを操作して、日本の家族、友達に無事終了報告のライン。



ただ、疲労感もありこの日は、簡単なラインのみでスマホとはさようなら。


痛み止めの魔法のボタンを5分に1回押しつつ、全く効かないけど?と思いつつ、眠りにつきました。


日本で手術を受けた方たちのブログを読むと、手術当日の夜がとても辛いと書いていました。


なので私もいつ突然体調不良で吐き気などに襲われるかもわからないので、この日だけは寝ないでそばにいてと夫にお願いしていました。



痛いなと思いながら、うつらうつらと眠りに着いた頃、看護師さんが2時間に1回ほどのペースで血圧と体温を測りに来ては起きてしまう。


ふと、目が覚めたのが深夜2時。


また魔法のボタンをポチッ。


「あれ、痛みが急激に激減している!」
効いていないようで効いている?


横を見ると夫はスマホを見ながら時間を潰していました。



私、もう大丈夫だ。
ふと、そう思いました。



夫に私はもう大丈夫だから、ゆっくり寝てねと伝えましたが、そんなこと急に言われても急に寝れるはずもなく(笑)


結局夫はほぼ寝れないまま朝を迎えました。



副作用は人それぞれ



全身麻酔の主な副作用。

  • 吐き気
  • 寒気、発熱
  • 喉の痛み、乾き
  • 歯の損傷
  • 唇のキズ、腫れ
  • 声のかすれ
  • 術後神経麻痺
  • 術後痴呆、せん妄

特に、【女性、非喫煙者、乗り物酔いがある】人は吐き気の副作用が出ることが多いらしいです。


全部当てはまる自分が憎い。


でも結局、私に起こった副作用は声のかすれ、唇のキズ(口内炎)のみ。


これは副作用というよりも、口から管を入れているから当然なのかなという感じ。


よって、わたくし、全身麻酔による副作用はゼロでした!


本当に人それぞれだなと思いました。



先日、指の骨折で全身麻酔による手術を受けた義母は術後何度か嘔吐していました。


義母も私と同じくタバコも吸わなければ、乗り物酔いもそんなに強い方ではないはずです。


かなり辛そうでした。


それを見ていたので私もこういう感じなのかな…と怯えていましたが、本当に幸いなことに副作用は最後まで現れずでした。


感謝!



手術翌日は朝から尿管カテーテルを抜いて早速歩く練習になります。


手術翌日についてはまた改めて!


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