ふんわり台湾

台湾での生活、台湾のB級グルメなどを綴ります

【台湾で手術】台湾で発見!約8センチの子宮筋腫開腹手術!③手術当日(1)

大家好〜!やすまるです。


先日、子宮筋腫開腹手術を受けました。


今回のブログは手術当日、術後の体調などについて綴ります。
こと細かく書きたいので手術当日の出来事、体調面などを(1)と(2)に分けています。




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おうちで迎える手術当日

日本で手術を受けられた方々のブログをたくさん読みましたが、大体手術前日に入院。


それから夕食後に下剤を飲み、翌朝手術前に追い討ちの浣腸…のような流れが主流なのかなという感じでした。


台湾のとある病院で手術を受けた私はというと
手術当日、午前11までに病院へ行き、13時から手術というスケジュールでした。



「 パッと行ってパッと切る 」というような雰囲気に一抹の不安を感じずにはいられませんでしたが、後になって思えば手術前の一番ナーバスであろう手術前日の夜を自宅で過ごせたことはリラックスできて逆に良かったのかもしれません。


おかげ様で夜は7時間ほど熟睡することができました。



いざ病院へGO!

手術日、翌日、翌々日と夫が丸3日私に付き添ってくれます。


これは主治医より3日間は家族の付き添いが必要と言われていたためです。


1人じゃない。それだけで心強い。


簡単に手荷物をまとめていざ病院へ。
持ち物は生理用ナプキン、着替え、横に倒してもこぼれない蓋付き、ストロー付きのコップくらい。そして忘れては行けない保険証。
一応、化粧水なんかも持参しましたが気持ち的にそんなの使わなくてもどうでもいいやって気分でした(笑)


入院中、頻繁に使うので持って行って良かったなと思うものはリップクリームとコップくらい。


結局、着替えは退院日のみで、ほぼ手荷物ゼロでもよかったかも!?みたいな感じでした。あくまでも私の場合はです。


ちなみに、色々な種類を用意して持っていった生理用ナプキンも使わず。
ここら辺に関してはまた後日入院中のブログをまとめます。




病院に着くと「いよいよだな」という気持ちで緊張が込み上げてきました。


座って待っている時間も怖い。


11時ちょうどに診察室とは別の手術専用の受付へ行きました。


受付にいる方たちがみんな若くて綺麗。なんだかそれだけで不思議と気持ちが安心。


それから、カーテンだけで仕切られた「ER28」と書かれたベッドに通されました。


ERって、昔NHKでそんなドラマをやっていたよなとか、無駄な事ばかり脳裏に浮かびます(笑)


「 手術着に着替えて下さい 」


ドラマでよく観る緑色の服に着替え、その後から緊張感がスゥーッと引いていきました。
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(ピースが恥ずかしいよ…。)


浴衣を後ろ前逆に着ている感じです。
背中側は紐があって簡単に縛れるようになってますが、正直丸見え状態。


まな板の上の鯉ってこういうことだよな…と思いながらベッドに横たわります。


それから下の毛の処理。


T字カミソリで、なんのクリームもオイルも無しで容赦なく全部なくなりました。


それから点滴。これは前日夜中12時から飲み物、食べ物共に禁止だったので脱水症状防止の為にだと思います。


しかも両手から!


人生初の両手点滴。


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3袋か4袋分点滴しました。


そして、手術前のプチ緊張材料であった浣腸!
なんと!なんと!

2本!!


日本人の方のブログを見ると浣腸後は「5分待ってね」と言われるそうですが、私は全くそのようなことは言われませんでした。


すぐトイレにGo!Go!Go〜!!


これ5分も我慢してたら、手術前に具合が悪くなるんじゃないかな?と思いました。


浣腸って人生初か、子供の頃以来だと思うのですが(記憶無し)、
私の場合お腹が痛いだけではく、なんとなく気が遠くなるような貧血の一歩手前のようななんとも言えない気持ち悪さが襲ってきました。


こりゃあかん!待ってられないなということですぐ私の腸の中のう〇こちゃんとさようなら〜。


出してしまえば気分の悪さもお腹の痛みもありませんでした。


私を担当してくれていた看護師さん。少しぽっちゃり系で40台半ばくらいかな。


すごく優しい雰囲気で安心感が半端ない。


ERにいる方たちって選ばれし精鋭という感じがしてなんだか頼もしい。なんだかすごくカッコよく感じました。


中国語の理解に乏しい私に対しても丁寧に説明して下さり、
この病院で手術をすることになって正解だなと、それだけですごく安心。


病院内で出会う人出会う人、全部がいい人。
(第一回目の採血の女を除いてなっ!!!)




それにしても、ER寒っ!


点滴しながら足がガタガタ震えます。


そして12時30分。あと少しで手術だなというころ、

「手術室はすごく寒いのですが1万元で保温効果のある布団(ちょっと違う表現だったかも)をつけますか?」と。


それ、手術30分前に言う!?


1万元って日本円で36,000円。まあまあのお値段じゃないですか。


手術目前で私よりもガチガチに緊張していた夫。


迷わず「つけます!!」と。ありがとう夫よ!


そしていよいよ13時を迎え、ベッドのまま手術室へ。


夫は私の入院の荷物を持ったまま右往左往。


「じゃ、行ってくるね!」


「がんばれよ!」


固い握手!!!!!


みたいな流れはなく(笑)


私はERのベッドに寝ている状態で人生初の手術室へと運ばれて行きました。
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いざ手術室へ

手術室、めちゃくちゃ寒い!


ここで初めて見るおじさん登場。


麻酔科の先生でした。


左腕を真横に伸ばすように指示され、半分イエスキリスト状態の私。


キリストの腕の固定がなんだかうまくいかなかったのか、「あとでまた固定すっから、今とりあえずいいや」みたいな会話を麻酔科おじさんと看護師さん2人でしています。


それから、突然麻酔科おじさんが看護師さんに「最後に日本に帰ったのはいつかきいたの?」と。


看護師さん、「あ、それ聞いてないです。」



それ、今する会話なの?


もう私は手術室の中よ?


最後に帰ったのは昨年1月ですと答えました。


当然、手術前に主治医の先生とそこら辺の会話は確認済みだし、だからこそ今ここにいる訳だし!
腕の固定もやるんだか、なんなんだか。
なんだかなー、このじいさんという気持ちに。



それから看護師さん2人がかりで私の足に厚地の包帯のような白い布を巻いてくれました。


「これを巻いたら少し暖かくなるからね」と。


まさかこの包帯もどきが36,000円じゃないだろうな?と思っている頃、遂に口元に全身麻酔と思われる酸素マスクが!


あれ?そういえば健康保険適用外でつけた麻酔は?


日本人の方のブログを読むと腰から入れる痛み止めの点滴がある様なのです。


自分でボタンを押して痛み止めを増量できるというもので、それによる副作用もあるようなのですが、副作用が出ない人にとっては魔法のボタンなんだとか。



私もそれをお願いしていたはずなんだけどそれはどうなった?と思いつつ、
酸素マスクを取り付けられた今、もういいや。どうにでもなれという気持ちに。


酸素マスクをつけて深呼吸3回


そこで意識がなくなり気がついたら手術後とたくさんのブログで予習していました。


深呼吸が怖かったし、深呼吸してという指示もなかったので普通に呼吸。


普通の呼吸を3回…5回…。意識があります。


まだ意識があるよの意思表示に目を開いていました。


と、思ったらちょっと臭いガスが流れてきました。


あ、これが全身麻酔か。


1回、2回、3回……。


3回目くらいに瞼が重たくなりました。


閉じては開けて…。


呼吸5回か6回目くらいで意識不明に。



いよいよ、手術開始です。



長くなりました。術後についてはまた。


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