ふんわり台湾

台湾での生活、台湾のB級グルメなどを綴ります

客家に嫁いで。地域の歌声教室に行ってみた

客家語難しい~やすまるです。




突然ですが私の台湾家族は客家人です。


客家とは
客家(はっか、ハッガー、ハッカ)は、客家語を共有する漢民族の一支流と規定される。ただし、中国の少数民族の扱いは受けていない。
台湾では北中部の桃園市新竹県苗栗県などを中心に居住。

Wikipediaより


私は台湾の苗栗に嫁ぎました。


夫のもう亡くなってしまったおじいちゃんは客家語と日本語が話せましたが、台湾華語や台湾中国語と言われる中国語は話せなかったんだとか。



お義母さんとお義父さんは客家語も中国語も話します。夫は中国語を話します。夫は客家語は聞き取れるけれど使わない感じです。



お義母さんは去年から近所で歌を習い始めました。



合唱あり、カラオケありで近所のおじさんやおばさんが集まって歌っている感じなんですが



たまに会場で発表会があったりして歌がお義母さんの楽しみのひとつになっています。



そんなお義母さんの習っている歌の教室に一緒に行く?とお誘いを受けたので断ることも出来ないし、少し興味もあったのでついて行くことに!



生徒さんは30人くらいいたと思います。そして女性の先生が1人。



この日は先日習った歌を2人1組で歌って披露していくところからスタート。



完全にカラオケです


先生がところどころ指導しながら…という感じですが、みんな楽しそうに歌っています。



習いに来ている人が連れて来た犬。


なぜか私の足に吸い寄せられるように近づいてきました。



私の足が臭いのか…




いつも家の近くで、これは狼なのでは!?というような見た目の犬(野犬?)ばかり見ているのでなんだかホッコリ。


一通りみんなが歌い終わったあと、また先生からの指導があり、次の曲へ…という感じで時間がながれていきます。



すると突然、男性(おじさん)が登場!



お義母さんが、「私の好きな曲の作詞をした先生だ!!」と興奮ぎみに。



杉良太郎かな?というような眉毛をキリッと書いた先生登場。




先生の歌を聞けるのかな?と思ったら、自分の弟子に歌わせすぐにいなくなりました…




その先生は中原故郷という歌の作詞をされた 林展逸 先生です。



この先生の名前を知っている方、いらっしゃいますか?いないか…。



お義母さん曰く、有名な先生が帰りまた歌の練習に。




聞いていると、なんと歌詞が客家語ではありませんか!



歌を聞いているだけでも中国語の勉強になるかもよ?なんて誘われたのに…歌詞は客家語。習いに来ている人達の会話も客家語



全然わかりませーん…



でも同じ歌を何度も聴いていると、なんだかいいメロディだなぁ~と思ってきました。



頭からメロディが離れなくなってきて…ちょっと覚えてる自分が…笑




語学を歌で覚えるって意外と良い方法かも!なんて思っている今日この頃です。


カラオケのあとは合唱。



半分以上の人達が帰り、残った人達で先生の指導を受けます。



最前列、1番左がお義母さん。


この時歌っているのは 盼望親人來團團 という歌です。

子供たちが歌っている短くて良い動画がありました。

youtu.be




歌の連絡は約2時半で終了!!



歌に会話に、どっぷりと客家語に浸った1日でした。



ちなみに客家語で「日本人」を発音すると限りなく日本語の「にほんじん」に近い発音です。



「にほんじん」というより「にっぽんにん」みたいな感じ。お年寄りは片言の日本語を話せる方が多く、



私が愛読しているブロガーさんの記事に出てきた「頭コンクリ」というギャグ?を言っているおばさんに出会って、あー!それ!!と心の中で思った私なのでした。



また機会があればこういう地元密着型の習い事に潜入してみようと思います!

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