大家好!やすまるです。
我が家の食材調達担当である義父が珍しい野菜を買ってきました。
すでに皮を剥いた状態のキャッサバです。
義父はキャッサバを 樹薯(スゥスゥー)(カタカナで中国語の発音を書くことに限界を感じる今日この頃ですw)と言っていましたが、
木薯(ムゥスゥー)とも言うみたいです。
タピオカの原材料 キャッサバを食べよう
日本でのタピオカブームは過ぎ去ったようですが、実はこのキャッサバ、タピオカの原材料なんです。
タピオカはキャッサバの根茎から製造したデンプンを使って作られているそうです。
こんなイモイモしい見た目をした食べ物から、一時はインスタ映えで一世を風靡した飲み物が作られていたなんて。
義父によるとキャッサバと鶏肉と一緒にスープにして食べたらいいとのことでしたが、一体他にどんな食べ方があるのだろう?と調べたところ恐ろしいことが発覚!
キャッサバには青酸カリと同類の物質である
シアン化合物が含まれているんですって!!!
生食は絶対に厳禁!!
一度茹でるなどして熱を通せば簡単に解毒できるそうです。
怖すぎて自分で調理したくないんですけど(泣)
ちなみに一度茹でてからフライドポテトのように揚げると美味しいそうですよ。
私もその食べ方がいいのですが、義父がスープじゃ!というのでとりあえず一回はスープにしてみることに。
キャッサバを素手で触りたくもないし、正直包丁も使いたくないなぁなんて思いながら、いやいやキャッサバを一口大にカット。
キャッサバかっっったい!!
生のサツマイモ的な、カボチャを切るときみたいな、めちゃめちゃチカラがいりました。
鶏肉は我が家の定番、丸々一羽分の物切りを使用。
とりあえず先に鳥ちゃんを茹でます。
茹でている間に枸杞の実をお酒に浸しておきます。
30分ほど鶏肉を茹でたら一度取り出して、そのお湯でキャッサバを下茹で。
本当は下茹でなんていらないかもしれないのですが怖いので下茹でしました。
毒は水で簡単に流れるとか、火を通せば毒抜きできると分かっていても、そのまま茹でてスープにするのなんだか怖くないですか!?
私のせいでシアン化合物スープを家族に飲ませることになったら…と思うと怖いのでとりあえず下茹でしました。
鶏肉とキャッサバを茹でたお湯は捨てて、
お鍋をきれいに洗い、下茹でしたキャッサバ、鶏肉、椎茸、ドライナツメ、お湯を入れて再度煮込み!
一煮立ちしたら塩をぱらっと入れました。
最後にお酒に浸した枸杞の実を入れてからまた一煮立ち。
お酒の味が飛んだら出来上がり〜!
キャッサバの毒抜きに成功しているのかだけが気がかり 笑
キャッサバって火を通すと色が変わるんですね。
さつまいもみたい!
家族は私がキャッサバを煮ていることを知らなかったので、パイナップルだと思ったらしく、
「 鶏肉とパイナップルのスープか! 」
と、言っておりました。
キャッサバを購入した張本人の義父ですらそんなことを言っていたくらいなので、本人も食べたことがないものを買ってきたんでしょうね…。
珍しい食材を買ってきたときは自分で作ってほしい!!
肝心のキャッサバのお味ですが、味のうすーいサツマイモみたいな感じかなぁ。
サツマイモみたいに甘みがないので確かにスープ向きかも。
でも、別に特別美味しいわけじゃないんですよ。
これならじゃがいものほうがホクホクで適度に甘みもあって美味しいな。
まだ残っているのでどうやって使い切ろうか悩み中…。
キャッサバはそのまま食べるより、加工されてタピオカとして楽しむ方が私的には好きかなぁ。
あ、ちなみに今日はキャッサバを食べて丸一日たっています。
どうやら毒抜きには成功したようです。