大家好!やすまるです。
先日、義父が見たこともない謎の実を友人から貰い持ち帰ってきたのです。
木鱉果(Mù biē guǒ) という植物の実です。ムービエグオと読むのでしょうか。
真ん中の漢字、初めて見るので発音が分からずですが、日本語名はナンバンカラスウリというそうです。
料理をすることが好きな台湾人の義父も、知り合いからこのナンバンカラスウリを頂いた時にどのようにして食べるのかを聞いておらず(なぜ…)
ネットで調べてみると、身の部分は鶏肉などと一緒にスープで、種の周りの部分はジュースにしたり、そのまま食べたするそうで、種には微量ながら毒があるので食べないようにとのことでした。
とはいえ、我が家で誰一人として食べたことの無いこの謎の実、ナンバンカラスウリは冷蔵庫の中でどんどん萎れていき、ついに黒ずんでしまいました…。
(ちゃんと食べてあげれなくてごめんね、ナンバンカラスウリ…)
すると、普段料理をしない義母が重い腰をあげ、中身の種の部分だけ食べてみようということに。
はい。ということでこちらが種の周りの実になります。
真っ赤!!
種に微量ながら毒があるという情報がありながら生のまま種の周りを食べてみるなんてちょっと勇気が入りますよね。
私は怖かったので先に義母に毒味をしていただきました。
種ごと口に頬張る義母!つよい!!!笑
が、身がまったく種から剥がれないとのこと。
私も包丁を使って挑戦してみました。
包丁を使ってもかなり難しかったです。
どうやって食べるんだろう…。と、思ったら。
うまいこと剥がれてくれました。
種の周りに薄皮があって、そこに包丁を入れると簡単でした。
種が炭みたいです。
ゴツゴツしていてなんだかこわー。
意を決して私も食べてみたのですが、プルっとしていて甘いです。
特に美味しい訳でもなく、不味い訳でもない。
ただ甘いだけという感じ。
別に2回目はなくてもいいかなというのが正直なところですが、なんとこのナンバンカラスウリちゃん、βカロテンは人参の15倍、リコピンはトマトの約70倍もあるスーパーフルーツとのこと。
かなり身体によさそうですね。
こちらのサイトに食べ方が詳しく載っていました。
ezgo.coa.gov.tw
こちらの記事によるとナンバンカラスウリは【天国からきたフルーツ】と呼ばれているんですね。
台湾でまた新たに1つ面白い謎の実と出会うことが出来ました。
また新たな出会いがあればブログで紹介したいと思います。