ふんわり台湾

台湾での生活、台湾のB級グルメなどを綴ります

【台湾で手術】台湾で発見!約8センチの子宮筋腫開腹手術!①【手術決定までの経緯】

大家好〜!やすまるです。


台湾生活約1年半。


遂に、わたくしやすまる!台湾で手術を受けることになってしまいました。
(すでに無事終わっています。)



今までの人生で手術はおろか、入院の経験さえもない私が言葉のほぼ通じない台湾で手術をすることになった経緯と術後の経過などを綴っていこうと思います。


今回のブログは手術決定の経緯についてです。
(長くなります。)

私は手術前に色々な方のブログを読みとても参考にさせていただきましたし、勇気をもらいました。
私もこのブログを書くことで同じ病気で手術を控えている方や手術を考えている方へ、なんの役にも立たない内容かもしれませんが、「仲間」がいるよというほんの少しの安心材料になれれば幸いです。




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私の病名は子宮筋腫


子宮筋腫とは、子宮に出来る良性の腫瘍のことで悪性腫瘍になることは極めて稀と言われているそうです。



子宮筋腫は女性の4人に1人があるといわれており、珍しい病気ではなく、無症状で気づいていない方も多いんだとか。


子宮筋腫があるからと言って必ずしも手術が必要という訳ではないようです。



お腹の違和感…

異変は2020年の夏頃。
寝ながらふと右下腹部を触るとピンポン玉くらい、もしくはそれより一回り小さめくらいの硬いものがあるのを見つけました。


少し押してみましたが痛くありません。


何度かクイッと押すと少し便意を催す感じがあり、「ひょっとして便秘?」「宿便?」などと軽く考えていました。



その時に子宮筋腫のことも調べてはいたのですが、子宮筋腫の特徴として

  • 重い生理痛
  • ナプキンから溢れるほどの経血
  • レバー状の塊の出血
  • 不正出血
  • 頻尿
などなど。
不正出血はたまにあるものの、生理も予定通り来ているし、自分で感じている健康状態は良好だったので、とりあえず様子見ということでこのときはスルーしていました。


この時わたしは【子宮筋腫】【症状】で調べていたせいか、無症状で気づいていない人がいるというところまでたどり着いていませんでした。


のちに分かったのですが、子宮筋腫は主に4種類あり、筋腫が小さくても生理の出血が多いもの、大きくても特に症状のないものなどできる場所によっても症状は様々のようです。


最初にしこりのようなものを見つけてから数ヶ月が経ち、年末になりました。


やはり気になるお腹の異物。


でも生理は予定日通りきちんと来ているし(アプリで生理を管理していて、アプリの予想する生理日、もしくは誤差1日前後できていました。)
生理痛も重くない…。


すごく悩みましたが、万が一、大病だったら…ということで意を決して病院へ。



まず初めに子宮頸がん検診

異物の場所が下腹部だったこともあり、内科ではなく産婦人科を受診しました。
受付を済ませ、待合室にいるとほとんどの患者さんが妊婦さんやその旦那さんという感じ。


ついに病院に来てしまった、もう逃げられないという気持ちで緊張のピーク。
(今思い返してみると手術より、この最初の待ち時間が1番緊張していました。)


名前が呼ばれ、入ると女性のとても雰囲気の良い見るからに優しそうな方が。この方は先生ではなく、診察に入る前に症状などを聞いて先生に伝える係?みたいな方でした。


「まず先に子宮頸がん検診をしましょう」


と言われ、過去に1度検診をした時にかなり痛かったことを思い出し、いきなり憂鬱なスタート。


検診で先生と初めてご対面。


緊張で力んでしまうと逆に痛いだろうなと思い心を無にしてリラックス。


拍子抜けするくらい痛みなしで終了。
1ミリ足りとも痛くない。何か器具を入れられている感覚のみ。


もし月一で検診に来てねと言われても全くイヤじゃないレベルでストレスなしの検診でした。


そしていよいよ診察へ。




いきなり手術決定

私はとびっきり簡単な中国語しかわかりませんので、台湾人の夫に診察室まで同行してもらいました。


先生が私のお腹を触るなりこれは手術したほうがいいと。


私は中国語が話せませんが、先生が「手術」という判断を下したことは聞き取れました。


多分、お腹を開いて見た方が良いだろうみたいなことを言っているんだろうと自分なり解釈しました。


しかも、お腹触って秒でそんな言葉を言われるなんて。


ここで緊張MAX!!!


子宮筋腫なのか。
それともガンなのか、はたまた別の病気なのか。



先生、めちゃくちゃ強い力でグイグイお腹を押してきます。


わたしは緊張でお腹が痛かったのでこのまま押され続けたらウ〇コが出るかもとヒヤヒヤでした。(このあと、本当に大量に出たからね…)


そして、エコー。


先生、「めっちゃデカいのあるじゃん」
「小さいのめっちゃたくさんあるじゃん。」


みたいなことを言っているのは聞き取れました。


それからカメラを使って子宮内部を見ていき、私が自分で見つけた筋腫は約8センチ。
そして小さな子宮筋腫が8個くらいあるということが分かりました。



先生に「生理痛、すごく痛いでしょ?」と言われましたが、全くなにも…というのが正直なところで、こんなにもハイスピードで手術が決定したことにかなり動揺しました。


私の生理痛は2日目あたり、出血量が多くなる時に痛いだけでここ数ヶ月は鎮痛剤も使わず。


出血量も少なめで逆にラクなほう。



健康だけが取り得と思っていた自分が。



今まで手術どころか入院経験もない私が。言葉も分からない異国で手術を受けることになるなんて。


先生は「簡単な手術です。心配しないで。」と。


手術に「簡単」なんてあるのだろうか?


私の場合、小さな筋腫がたくさんある為に腹腔鏡では取り切れない恐れがあるということで開腹手術になりました。
手術時間は1時間半〜2時間くらい、約8センチほどお腹を切るという説明を受けました。
それから、術後3日間は身体が辛いので家族が付き添うようにということを言われました。


「簡単な手術」なのに3日間も家族が付き添うってなんなんだろう…とか。


自分の拙い中国語では、そこを突っ込んで聞くこともできず、ひたすら私はうなずくばかりで後は夫にお任せ状態…。



それから、夫が先生と健康保険適応外のものを付けるか付けないかなどの話をして、初診で手術が決定してしまいました。



子宮頸がん検診、血液検査、尿検査、レントゲン、心電図、MRIなど一通りの検査をして金額はなんと驚きの660元。
(台湾の国民健康保険に加入しています。)


約2,450円でした。(1元3.71円で換算)


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