ふんわり台湾

台湾での生活、台湾のB級グルメなどを綴ります

台湾人男性の特徴!?優しい!マザコン!?は本当?

やすまるです。


今日は台湾人男子について書いてみようと思う。


いつもは食べ物中心の当ブログだか、ブログへのアクセス経路のナンバーワンが「台湾人 名前 呼び方」であったことに衝撃を受け、食べ物ばかり書いている訳にいかない!と急遽この記事を書くことにした。


まず最初に宣言する。

今回は「〜である」のウザイ口調で書いていくことを御容赦いただきたい。

一度、こんなコラムみたいな感じで書いてみたかったのである。(はい、出た〜!)


私は台湾人と結婚する前、「台湾人 結婚」や「台湾人男性 特徴」などいろいろと調べたものである。


私の夫が客家人(はっかじん)であることから「客家人 特徴」なども調べ、その中で「客家の嫁はもらっても客家に嫁ぐな」という文字を読んだ時、私は結婚したのち、義母にいびりこ〇されるのかな!?ととても心配した。(今のところ何事もありません。)


しかし、台湾人のありとあらゆる「特徴」を調べているうちにこう思うようになった。


同じ日本人同士でも気の合う人、合わない人がいるのに、一括りに「特徴」などと、さも全員がそうであるかのように思わせる表現はどうなのだろう?と。


台湾人男子について書かれている記事に多く登場する内容のひとつに「生理」がある。

「彼氏がナプキンを買ってきてくれた」

「生理中は冷たいものは飲んじゃダメって怒られた」

「温かい飲み物を買ってきてくれた」


それらイコール「台湾人男性は優しい」なのだろうか?

台湾という土地に産み落とされた瞬間から彼らには生理の知識か備わっているのだろうか?

答えはノーである。

インターネット、書物、テレビ。それらで知識を養った?

もちろんそういう方もいるだろう。

だがしかし、忘れてはいけない。

彼らの母親の存在を!


「生理の時は冷たいものを飲んじゃダメ!」

「生理中は温かいココアを飲みなさい。身体が楽になるよ」

「朝から冷たいものを飲んじゃダメ!」

「冷蔵庫から出しておいて常温にしなさい。」

「風邪ひいた?冷たいものを飲んじゃダメ!」


これらは全て夫の両親から私が実際に言われた言葉である。

このように日々健康に気遣いのある言葉を両親から言われ育った台湾人男子にとっては「日常」なのである。


もちろん日常的にそんな気配りが出来るということは、やはり優しいに直結するのかもしれない。

だがしかし、日本人男子だって彼女の体調が悪そうな時は気遣ってくれるだろうし、「大丈夫?」の一言くらいあるだろう。その一言すらないような相手と付き合っている(結婚している)ならばそもそも自分の見る目の無さを呪った方がいい。


実は、彼女のナプキンにまで気をつかってくれる台湾人男子は優しいという風潮に私は少し疑問を感じている。


なぜなら私自身が「こんな時、彼氏(夫)がナプキンを買ってきてくれたら助かったのになぁ」と思う出来事に、人生で1度たりとも遭遇していないからである。


買い物のついでにと、わざわざナプキンを買ってきてくれたのなら私だって有難く受け取る。


だが、自分の生理が来ると分かっていながら事前に自分で用意することを怠ったのかどうかは知らないが、彼氏の好意に甘えて買ってきてもらうってどうなの?ウッカリ買い忘れちゃったウッカリさんってこと!?血みどろ覚悟なの!?と私は思ってしまう。


ただこれはあくまでも私個人の意見です。…あ、である。

買う側の男性がそれに対して特に嫌な気持ちがないのだろうから、それはそれでアリなのだろう。


そしてもう1つ、台湾人男子の特徴の中に「マザコン」という言葉もよく登場する。


ザコンとは…

マザーコンプレックス(和製英語: mother complex)とは、母親に対して青年が強い愛着・執着を持つ状態を指す。マザコンとも略され、この場合、母親に強い愛着・執着を持つ青年のことも指すことがある。なお、これは正式な心理学用語ではなく和製英語の俗語である。マザコン青年は英語で mama's boy という。

Wikipediaより


台湾人男子のマイナスポイントかのように台湾人男子=マザコンが多いと言われることがある。


確かに日本よりも「目上の方を敬う」という文化であると私個人も感じている。


台湾人の友人と食事に行く際、家まで迎えに来てくれた友人が「おばさんも一緒に行こうよ!」と気軽にウチの義母を誘ったり、また逆に友達の家に遊びに行った際、「おばさんも一緒にダーツやろうよ!」と私の夫が相手のお母さんを誘ったりしているのを何度も目にしている。


更に友人同士で旅行をした際も夫の男友達にお母さんから電話が来ていて、最後はみんなで挨拶をし、気さくに話すという場面もあった。


旅行中なんだからかけてくんなよ!みたいな流れは一切ない。


いい歳してお母さんから旅先に電話が来るなんて…ということも誰も思っていない。


これが彼らの日常なのである。


ちなみに私の夫も結婚前はお母さんと2人で映画を観に行ったり食事に行ったりしている。


母親との行動が気恥しいなどという気持ちは彼の中にひとつもない。

0.00001パーセントもない。

その他にも、母親の意見は絶対などと書いてある記事もよく目にする。


全ての事柄においてそうとは思わないが確かに、母親の「鶴の一声」のような時はあるのかもしれない。


もしもこれらをマザコンと表現するならば、逆に、母親に対してもっとドライに接していたらどうなのだろう?


親の話を話半分に聞いて自分は自分という姿勢で暮らしていたら…

それでも彼女に対して生理の心配をしてくれるような優しい男子になっているのだろうか?


私の夫も自分の母親をとても大切にしている。だからこそ、遠く離れた日本に住む私の家族に対しても優しく接してくれていると私は思っている。


そしてそんな優しい性格に育ててくれたのは間違いなく彼の母親であり、今は亡き彼の祖母である。

確かに日本人の一般家庭と比べると母親との関係が密でありこれらをマザコンと言われれば日本人的感覚としてそうなのかもしれない。

ただし、台湾人男子の優しさの裏側に、いや内側に?

彼らの母親の存在を忘れてはいけない。


【注】この記事に出てくるエピソードは私の実体験であり、ただの私の考えであり、全ての台湾人に当てはまるこのではございません。


いや〜、なんだか生意気なこと書いちゃいましたが食べ物関係の記事でもアクセス数上がれ〜!!



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