やすまるです!
あと1週間後に日本に帰省します。
3ヶ月日本、9ヶ月台湾で住めたら最高なのにと思う今日この頃です…
さて、今日は台湾で覚えた骨付き豚肉スープ、排骨湯のご紹介です。
台湾我が家の食材調達担当はお義父さん。
お義父さんが買ったり収穫した食材を料理担当の私が調理するという、ちょっと変わった家庭です。
日本にいる時は豚こまや豚バラなどを頻繁に食べていましたが台湾に嫁いでからお義父さんが買ってくるこの骨付き肉をどう使ったらいいのかと、レシピを考えるのがかなり辛かったです。
骨から肉を剥がして見ようかと包丁を入れてみたり、角煮のようにあまじょっぱく煮込んでみたり…でもなんか違うな…と思っていました。
そしてある時、お義父さんが排骨湯を作って食べさせてくれました。
その時に排骨は煮込めば美味しくなるということを学びました。
料理好きな方ならすぐに骨付き=煮込みを思いつくと思いますが、私はどうしたらいいのか分からず…
それくらい私は料理をしない人間ということです(汗)
そんな私が作った排骨湯を台湾人家族が美味しいと言ってくれたので作り方を簡単にご紹介します。
排骨湯(Páigǔ tāng,パイグータン)の作り方
〈 材料 〉最低限必要なもの
・骨付き豚肉(排骨) 約500g〜
・ニンニク、しょうが 各一欠片
・長ネギ2本〜
・酒、白だし 各50cc〜
1.血抜きをするために大きめの鍋に水と排骨を入れ沸騰させる。
2.沸騰したら弱火にし、さらに20分ほど煮て火を止めお湯を捨てる。
3.排骨をきれいに洗って表面のアクを取る。
4.新しい鍋にたっぷりの水(2ℓ〜)と洗った排骨、生姜、ニンニク、ネギ、酒を入れて煮こむ。(最低1時間)今回はしなびれたセロリがあったのでそちらも匂い消しのために投入。
5.白だし、塩コショウで味付け。
以上です!
材料は目安程度です。うちはこれで大人4人分作っています。
血抜きをしっかりしているので透明度の高いスープになります。
煮ればにるほどお肉が柔らかくなって骨からスルッと身がほどけます。
今回はある程度煮込んでからみじん切りのセロリ、パクチー、千切りの人参を加えてひと煮立ちさせました。
大きめに切った大根を一緒に煮込んでも美味しいです。
キノコ類を入れても美味しいですし、その都度冷蔵庫の中にある野菜たちを見て具材を決めています。
このレシピはクックパッドを参考にしてより簡単に私がアレンジしました。
クックパッドだと、血抜きをしたあとに煮込んだスープを濾して細かい骨などを取り除くようにかいていました。
でも最初の血抜きの段階で丁寧に洗えばそんなに骨が気になることもなく、あったとしても鍋の下に沈むので食べる時に気になりません。
時間に余裕のある時やお客さまに出す時はスープを濾したらより美味しくいただけると思います。
血抜きをすることで肉の臭みがほぼ消えます。ほぼです。
そのあと、ネギ、しょうが酒は多めに入れて煮込むとさっきまでうっすら感じていた臭みが一切なくなります。
このスープは骨付き牛肉でも美味しいですし、なんなら骨無しでも美味しいのではと思います。
排骨湯ではなくなるけれど…。
白だしを入れているので台湾風の味付けではないけれど台湾人家族もこの味を気に入ってくれたようです。
以上、やすまる流、排骨湯の作り方でした〜!