朝ごはんは蘿蔔糕(大根もち)でした。やすまるです!
お義母さんが焼いてくれた蘿蔔糕
ちょうどテレビで放送されていた苗栗の美味しいものを食べ歩く番組をみながら蘿蔔糕を食べ、ふと思い出しました。
一年前、7日間しかあったことがないFacebookで知り合った彼の自宅にやってきた日のことを。
いま思い出してもよく来たな…と他人事のように思います。
3ヶ月間。
この3ヶ月で彼の人柄、家族、友人、そして台湾での生活。
これらを見極めて私は彼と結婚するかどうかを決める。
ハッキリ言って見ず知らずのお宅に3ヶ月滞在。
彼のことだってよく知らないのに。
当時はビザもないのでもちろん働くことも出来ません。
日本の勤め先も籍は置いたままにして頂いていました。
途中て逃げ帰って来てもいいんだよ!と冗談まじりの温かい言葉をかけてくれる同僚、
影でいろいろ言っているのに面と向かっては何も言わない同僚、
いろいろな人がいますが、言われて当然だとも思ったし、
上司の許可を得ているんだから、文句はそっちに言ってと思う自分もいたし。
今まで頑張ってきたんだから3ヶ月くらいご褒美ちょうだいよ…と思う自分もいたし。
とにかく誰に何を言われてもいいから行くんだと心に決めていました。
うちの両親もですが、よくこんな見知らぬ女が3ヶ月も家に滞在することを許可してくれたなぁと思います。
台湾家族に大感謝です。
そして彼も(今は晴れて夫です)よく計7日間しか会ったことのない女と結婚すると決め、自宅に呼ぼうと思ったなぁ~と思います。
その3ヶ月の滞在が昨年の12月に終わりを告げる頃、私たちは結婚を決め、お互いの親に報告をしました。
私は日本に帰り、今年の2月に福岡で再会。
今年の4月に北海道で両家の顔合わせ。
今年の5月10日、結婚。
自分でもなかなか面白い人生だなぁと思います。
私がこんなにも早く決断した決め手は
うまくいっても行かなくても
自分の人生にとってプラスになる経験だと思ったからです。
3ヶ月間の滞在で、もしも結婚しないと決めたとしても台湾の一般のお宅に3ヶ月も住めるなんて旅行じゃ味わえない楽しさがある!
そして、死ぬ時になかなか面白い人生だったな!と思える自信があったので台湾行きを決心しました。
彼氏が欲しいなら女友達とばかり遊んでないで…とか
家でゴロゴロしてないで…とか
飲みに行ったり、もっと行動的に…とか
昔からの数少ない友達とご飯を食べたり
家でゴロゴロしながらYouTubeを見たりする生活だった私はいろいろ言われたこともありましたが
結果、特に行動することもなく人生が面白い方向に転がっていくこともあるんだと自分の人生で学びました。
桃園空港に迎えに来てくれた彼とお義母さん。
ぎこちない空気の中で食べる空港のちょっと美味しくない麺料理。
私と連絡が取れない!異国で誘拐されたか!?と騒ぐ日本家族…
台湾に来た日の事は忘れることが出来ません。
私の台湾生活はまだまだ始まったばかりですっ!